Rotkäppchen[arsEdition]S.2

ドイツ語の絵本を大分前に買ったのですが、色々と託けて全く読んでいないのでちょっとノルマ化を目標に(あくまでノルマとは言ってませんよ)1ページずつ頑張っていきたいと思います。で、このブログには何を書くかといえば、訳を書くのは流石にまずいので、出てきた単語とか、文法上の注意事項があればそういうのを書いていこうかなと。
ではでは、始めてみましょうかな。

S.2(ちなみにこれの読みは「Seite zwei(ザイテ・ツヴァイ)」でp2ってことね)

  • süß:甘い。でも今回は可愛いの意味ですね。英語でもsweetって使うよね。
  • et.4 lieb haben:et.4が好きである。ここではdasもjedermannも1格か4格かわからないのでどっちが主語でどっちが目的語なのかがわからないのですが、以降の文の意味からdas、つまりRotkäppchen(ここではまだein kleines süßes Mädchenとしか書かれていませんが)が主語であると推定できます。
  • ansah→ansehen:じっと見る。ここでは単純に会うでいいでしょう。
  • aller+[形容詞最上級]:最上級の形容詞をさらに強める働きをします。
  • ここでのseineはもちろんRotkäppchenですよ。
  • その次のDieは直前のseine Großmutterです。
  • allesはここでは「いったいぜんたい」という疑問文の強意の意味になります。だってそうしないと、この従属文には4つの名詞があることになってしまいますもの。4つの名詞を扱える動詞なんてないですよ、同格とかを除けばですが。
  • schenken:プレゼントするです。まぁ固く言えば贈るですね。
  • Käppchen:ずきんです。これでようやく、まぁわかっているとは思いますが、この物語が赤ずきんであることがわかるわけです。この単語、Käppchenはポルトガル語でcapa、これは日本語のカッパの語源にもなっています。ちなみに英語ではhoodが一般的です。日本語のカッパ、つまり雨ガッパの意味ではraincoatが主流ですが、rain capeということもあるそうですよ。
  • Sammet:ビロード。ベルベットとも。これ辞書に載ってなくてびっくりしました。ドイツ語版wikipediaでなんとかでしたよ。布の種類ですね。
  • stand→stehen:立つ。しかしここではjmに似合うという意味です。習得中の身だと、似合うっていったらpassenですよね。
  • Stück:部分とか、塊とか。ここでは個数を表す単位「個」です。
  • hinausbringen:持ち出す。hinaus:中から外への意味があります。
  • schwach:弱い。弱っている。
  • laben:sich4 an+et.4でet.4で元気になる。ここではdaranとなっていますが、これはda+an→an daと同じであり、このdaは先述のein Stück Kuchen und eine Flasche Weinを指していますね。
  • ausmachen:本来は開けるです。しかしここではsich4と合わせて出発するという意味になります。
  • heiß:熱い、暑い。
  • bsch:きれいな、可愛い。
  • sittsam:行儀よい。
  • laufとabがありますが、ここではablaufenではなく、単純に走って離れるという意味でいいでしょう。きっと。後ろの文の意味からも。
  • zerbrichst→zerbrechen:割る。壊す。
  • Stube:居間。部屋。
  • herumgucken:覗き回る。
  • geben ihr die Hand daraufは、赤ずきんの(頭の)上に手を載せる、でいいのかな?

ISBN:9783760715018
流石にドイツの本は案内されませんか。あ、ちなみにこの本は青山のゲーテ書房という、ドイツの本を専門に扱ってるところで買いました。うー、40分くらいかかったなぁ。