池田和美の涼宮ハルヒ

ここ数年の京アニは何か変わってしまったなぁと思って、一度作画監督を調べてみたら、どうも僕の中で「京アニ作品の作画」=「池田和美氏の作画」となっているらしい。CLANNADや1期ハルヒの方が作画的には好きなんですよ、らき☆すたや2期ハルヒよりも。
京アニと言えば僕の中では今でも「涼宮ハルヒの憂鬱」であるが、涼宮ハルヒというキャラクターは僕にとっては憧れの存在であり、決して所謂「萌え」の対象ではない。池田晶子氏や西屋太志氏の作画の方が可愛いのはその通りだと思いますが、それは記号としての愛でる対象であり、僕がハルヒに求めるのはそういうものではない。力強く自分の欲望に忠実に純粋に突き進んでいく、しがらみなんて気にしない、世界の中心は自分である。この純粋さと力強さが僕には足らないような気がして、だからきっとハルヒに惹かれるんだろうなぁと思う。そういう自分の中での涼宮ハルヒのイメージを一番忠実に描いてくれるのが、池田和美氏なんだと思う。