わくわくグランディ科学ランド

いつの間にか栃木県子ども総合科学館に愛称がついたらしく、なんだそれという愛称ですが、まぁそんなことはどうでも良くて。
私が今まで行ったことのある科学館では、と言ってもそんなにたくさんの場所に言ったことがあるわけではありませんけど、ここが一番ですね。自然が絡んでくると茨城県自然博物館がいいですけど、こと科学分野に限りますと、こちらに軍配が上がると思います。
今日は家族と行きましたので、写真のところどころに末弟がいますが、まぁ気にしないで。


吸収金属とか、反発係数とか、本格的に勉強するのは高校物理ですけど、こういうのを小さいときから見ていると、何だかわかるんですかね。多分これは、自分が小学生のころからあったギャラリーですけど、自分は今日はじめてこれがあることを知りました(ダメだな、俺。真鍮が良い音しましたね、さすがシンバルの材料。

これは覚えていましたよ。日本から紐を引っ張って、目的地までの最短空路がわかるというやつですね。かつて同僚で、どうして日本から東に進むとブラジルにつくのかがわからんというやつがいて生徒と一緒に悩んでいましたが、私はこれの経験もありましたし、テレビで何回か話題になって見たことがあるので、何にも迷いませんでしたけどね。どうしてもね、日頃メルカトル図法で描かれた日本が真ん中にある地図しか見ないから、正距方位図法とか名前さえも覚えてもらえない。

こういうのは、結構直感的にピタゴラスの定理を理解できるからいいと思いますよ。直感主義でいくなら、これより良い説明方法は思いつきません。塾の生徒に見せたいんだけどねぇ、ホントに。どうしても紙を使って説明するとなると、有名な等積変形と三角形の合同を使う証明くらいしかできないし、紙を切っていいんだったらそれなりの説明は出来るんですけどね。

偏光板です。高校の頃にこれについて物理の教諭からおもしろいものを見せてもらって、大学に入っても物理実験で偏光板は扱ったので理解に苦しむことはありませんでしたが、これ偏光板について詳しい説明がないので、知らない人は不思議なんだろうなと思ったり。偏光板は青空を綺麗にカメラに収めるときに使うんですよ。乱反射の光を遮るために。

「なんでもないぺーじ」

影に色がつくというやつですね。色の違う光源を違う場所から当てるとこうなるんです。これはいつだったかの平成教育委員会(予備校だったかな?)で出ましたね。当時は、そっかなるほどと思いましたが、今考えれば、これくらいは予想できろよ当時高校生の俺、とか思いますが。


滑車です。中学受験ではよく狙われる分野ですから、本当は小6中受生に見せたいんだけどねぇ、今ひとつ九段の科学技術館にある滑車の展示は今ひとつなので。天秤もね、結局は天秤算を覚えてしまえばいいんですけどね。これも正式に学習するのは高校物理のモーメントですからね、小6生には難しい難しい。結局こういうのは、中学受験においては暗記なんですかね。


こういうの面白いですよね。私はこの年ですからそんなにですけど、末弟は随分これに食いついていました。かく言う私も、小学校中学年当時は随分これにはまりましたよ。これに関しては、乃木坂にあるオブジェクトが結構好きですけどね、10分以上見入っていたことがあります。あれは今年の4月くらいに見つけたのかな。やぁ、大学生の春休みは本当に時間があるから楽しいでしたねぇ。


左のようなありきたりなものもあるかと思えば、右のは何気にLCR回路ですからね、びっくりですよ。そんなのがあるのか、これは高校生でも楽しいな、とか思ったり。私の高校時代の物理の先生が音響に詳しくてですね、クラシックを聴くのが趣味なんですけど、その先生のおかげで、ここら辺は実は私それなりに強いんですよね。ウィーハーとかツィーハーとかよく聞かされました。当時はちんぷんかんぷんでしたけどね。

写真がちょっと見づらいのはご容赦くださいまし。これは電流によって発生する磁場を空間的に把握する装置です。これはいいですよね、是非教育現場で使っていただきたい。どうしてもこういう空間処理は苦手な子がいますからね、こういうのを補助教材として使うことによってどれだけの生徒が救われるか。こういう空間の磁場を計測する機器って、前どっかで見たような気がするんですけどねぇ。どこだったろう、科学技術館かな?

ジャイロ、所謂地球ごまです。これを回した状態で回転椅子に乗って、ジャイロを傾けると、回転椅子が回り出すという仕組みです。ジャイロって、今では手ぶれ防止機能としてデジカメに搭載されているんですけどね、まだまだ知名度は低い。地球ごまは…どこだっけなぁ、あれは、横浜だっけなぁ、新宿かな?どこかの小さな宇宙メインの科学館で親に買ってもらった記憶がありましてですね、あれがまた回すのが難しいんだ。

音のエリアです。こういうのは小さい子の食いつきがいいですからね。こういう科学館って、大人が見ても楽しい展示があるのは当たり前ですけど、こういう、文字も読めないような子供が直接五感で楽しめる展示があるといいですよねぇ。とか、科学館の経営について思いを馳せたり。

「なんでもないぺーじ」


エネルギーのエリアだそうで、いろいろなエネルギー源から運動エネルギーを作る展示がありました。前ここにはいろいろな歯車があったんですけどね、リニューアルの際になくなっちゃいましたね、あれ俺個人的に結構好きだったんですけどね。仕方ないね。

永久機関です。第一種永久機関ですね。結局一部が熱になってしまうので、どうしても永久機関はできないということが証明されていますが。

エンジンの断面図です。機械大好きっ子にはたまらないですよね、こういうの。私はそこまでそこまでなので、そうでもないんですけどね。こういうのが好きな子が、将来機械工とかに進むんだろうな。


絡繰人形はともかく、なんだこのロボットは。
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情報のコーナーは、コンピュータが好きな子供ホイホイですけど、技術面はそんなに語っていませんよ。唯一2進法について結構な場所を割いていますが、正直小学生に2進法はわかんねぇだろ。加算回路なんて以ての外だ。大学生だってわかる人にしかわからねぇし。まぁ俺はわかるからいいけど。

ちょっとこっから、閉館時間まであと10分とかになっちゃったんで、結構急ぎで回りました。末弟は情報コーナーで絵描くのに夢中になっていたので、以降写っていませんよ。で、こいつは人体のコーナーですね。人体模型とか、各臓器の説明があったりします。五感についての説明もありまして、こういうのはいいですよね。

今日は調整中でした。波を発生させる装置です。昔は結構これにはまりました。ここには地震を体験するコーナーがあるんですが、いかんせん一人で乗っても写真に収められないので。

昔このテーラーの定理の展示って、穴が1つしかなかったですけどね。これも微妙に展示内容が変わりました。